たぶん豚の肩ロース肉。プロヴァンス風だという。
「ええ? そんな料理、よく知ってるね」、「ビニール袋に入れて下ごしらえしてあるんだ」、「たいしたもんだね」、なんて盛り上がっていたら、
「プロバンス風って書いたスパイスを売っていたので、それを肉にかけただけよ」と、いわれてしまった。
でもこれまでの焼肉とちょっとちがう。ローズマリーやバジル、ローリエなど。ハーブの香りがプンプンする。なんか世界が変わった気がしてきた。
これまで藤野は札幌の軽井沢といわれてきた(実は1人からしか聞いたことがない・・)が、これからは札幌のプロバンスと呼ぶことにしよう。
さてどうやって肉の奥まで火を通すのか。
方法としては焼けたところを削ぐようにして、周りから削りながら焼いていくことに。焼き加減を調整できて美味いし食べやすい。
表面を削ってしまうと、中は味も香りもないけれど、岩塩をふりかけて食べると結構いける。札幌のプロバンスだし。気にしない気にしない。
そんなわけで焼肉パーティーの写真もプロヴァンス風にしてみた。つもり。
芝生とバラの庭をめざしているご夫婦。あと2年もしたら小さなプロバンスができているだろう。
*プロヴァンス:
南仏のリゾート地。フレデリック・バックのアニメ「木を植えた男」(原作:ジャン・ジオノ)の
舞台になっている。
*軽井沢:
日本の長野県に古くからある外国人リゾート地。皇室などいろんなエピソードがある。
宮崎駿のアニメ「風立ちぬ」にも登場する。