B-STYLE

[身近なモノの取合せで暮らしを満喫する]  [時の経つのを楽しむ] [偶然を味方にする] それらをBスタイルと呼ぶことにしました。

2014/05/22

サクランボの木 サヨウナラ

 サクランボの木が枯れてしまった。昨年から葉もつかない。理由はわからないけど、植えられてから50年くらい経っているのだから・・。

木を切ることにした。お願いしたのは「古楽」(藤野のお蕎麦屋さん)のご主人。学生時代は登山をしていたということでロープの扱いは手慣れたもの。

 枝をはらって幹だけが残る。

 1本目の幹を切り、2本目に。

 2本目は、葉のついた幹だけ残して残りは切ってしまった。

 持ち運べるように幹を分割。チェーンソーの燃料は、揚げ物料理を作ったあとの油を混合しているという。近づけば”天そば”のニオイがするかもしれない。

 分割された幹。太い。通常の2倍はある。「古楽」さんも、打ち合わせの時、ビックリしていた。
1日じゃ終わらない、もっと大きなチェーンソーがいるかも、という話だったので全部切るのはやめて残りの幹はオブジェとして眺めることに。

 今回切った幹のすべて。1つ10kg以上あるだろう。
「古楽」は薪ストーブなので薪に使ってもらう。1年乾燥させてから割って使うという。庭の木と付き合っていると「花咲か爺さん」を思いだす。

 幹を切ったら山が見えるようになった。
サクランボの木。この家に移った時は2階の屋根より高かった。枝は空が見えないくらいの紅葉でいっぱいだった。しかし札幌に台風がきた翌年、倒れるのが怖くなって半分の高さに切る。今回はさらに切った。

枯枝を1本だけ残しておくことに。庭の反対側から伸びたツルを枝に絡めて育ててきたのだ。アーチができている。ツルはグネグネと曲がって空に伸びているので、かってに「龍の木」と呼んでいる。龍の木の時代に栄えあれ!