「FHB48」は、Fujino House of Block 48（藤野のブロック造住宅48軒）の略です（勝手に）。「AKB48」がカワイイという芸を売りにするパッケージなら、「FHB48」は、懐かしいというオーラを発散するパッケージです。
ブロック造住宅は、北海道住宅供給公社が４０年以上前に建てた住宅。売りはブロックの中にある隙間に断熱効果があるということ。
75坪～100坪もある敷地に平屋あるいはロフトのような部屋を持った建物は、カワイイ煙突があり、当時は最新式であこがれの住宅だった。
庭が広く、大きな木や、花壇、盆栽、家庭菜園までひとつの庭にあったりする。そのため緑が多く、札幌の軽井沢とさえ言われた事もあるらしい。
しかし40年の歳月は、ライフスタイルを一変させた。定山渓鉄道は車に変わり、暖房も進化した。ブロック住宅は建替えられ、今は様々な形をした新しい住宅が一帯を占めている。
しかもこのところ過疎化が進み、ブロック住宅は空家となり、取り壊しがつづく。あと10～20年したら無くなってしまうかもしれない。
そんなわけで藤野ブロック造住宅を「FHB48」として記録しておく事にしました。
＊Google マップのストリートビューでも移動しながら見ることはできますが、もしこの写真は掲載しないで欲しいという要望がありましたらご連絡ください。
他のメンバーと交代します。
他のメンバーと交代します。
住宅のできた頃の写真掲載サイト
＊1軒が取壊されたため、新しいメンバーを追加しました。取壊されたメンバーもの写真もセピアで残しています。
